Kueng Caputo

スイス人デザイナーデュオのクーン・カプートは、有田の技術を最大限に生かしたコレクションを提案しました。有田の磁器生産は現在も多くの手作業や細やかな注意を要する工程を含んでいます。フラワーベースとボウルとプレートからなるこのシリーズは、職人による幾何学的な形状と、「吹付」と呼ばれる エアブラシで色付けする特別な技術を用いた、柔らかな色のグラデーションが特徴です。職人によって意図的に作られたグラデーションは、幾何学的な形態に現れています。


サラ・クーンとロヴィス・カプートは、共にスイスでインダストリアルデザインを学び、学生時代から共同で作品制作を手がける。2005 年にスイスにデザインスタジオを共同設立。2007 年ミラノサローネでの初展示『Five Stars Cardboard』 が話題となり、ソウル、バーゼル、ニューヨークと巡回。以来、控えめであり即興性があるという芸術性の高いコンセプチャルな手法で、様々な領域でコミッ ションワークを手がけている。京都芸術大学などからのワークショップのオファー、スイス国内では多数の代表的な学校、企業などの公共スペースのデザイン、 国際的なギャラリーにてオブジェや家具の提案や、インスタレーションなどを手がける。

www.kueng-caputo.ch/

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